【すべて実体験】フリーエンジニアとしての活動の始め方【1ヵ月で準備できます】
はじめに
泥酔して寝落ちしたけど朝4時前に目が覚めた朝活ロボットこと、すーです。
早起きは3ヵ月ほど継続すれば体が覚えてくれるようです。
さて。
僕はフリーエンジニア歴2年となります。フリーランスという働き方にも慣れてきて、収入もそこそこに活動しております。
つい最近、前職の後輩からフリーランス転身の相談や、実際に転身しました、といった連絡をもらいまして、フリーランスになることの敷居がだいぶ下がってきたのかなと感じております。
まぁ実際、フリーランスの案件紹介だけでなく、活動自体をサポートしてくれるサービスもたくさんありますし、ググれば情報もたくさん出てきます。
ただ、逆に情報が多すぎて、何を参考すれば良いかわからなくなってしまい、僕のところに相談くるという謎の現象が、、、。
前置きが長くなりましたが、そういうわけで今回は、「【すべて実体験】フリーエンジニアとしての活動の始め方【1ヵ月で準備できます】」というテーマでお話します。
要点だけをまとめておりますので、ぜひご参考に。
それでは始めたいと思います。
こんな人に読んでもらいたい
・フリーエンジニアへの転身に興味がある方
・フリーエンジニア稼働を始めたけど、手続きなどに不安がある方
この記事を読んでわかること
・フリーエンジニアへの転身方法
・フリーエンジニアとして活動するための手続き
・フリーエンジニアの実態(僕の実体験)
フリーエンジニアを始めるのに必要な準備
ざっくりな流れはこちらになります。
①目標設定:フリーエンジニアとしての目標を決める
②環境準備:履歴書、職務経歴書作成、保険切り替え、会計関連
③基礎理解:フリーランスと会社員の違いってなに?
④請負手順:どうやって仕事を受注するか?
⑤実践 :実際に案件にエントリーをしてみる
特に難しいことはないです。不慣れで不安なだけですので、焦らず1つずつ見ていきましょう。
仕事で憂鬱な毎日を送っていた僕を救ってくれたのが「フリーランス」という働き方です。フリーランスになり、仕事に対する憂鬱さがなくなりました。もちろん収入もあがりました。同じような苦しみを持っている方に一人でも多く届いて欲しいと思ってます。
①目標設定:フリーエンジニアとしての目標を決める
最初の目標設定は、もちろん「フリーエンジニアとなり、稼ぐこと」ですよね。
最初から明確な目標を立てても良いですが、いきなりイメージがわかないのと、相場というのもわかりづらいかと思います。
そもそも、フリーランスエンジニアは働き方の1つなので、フリーエンジニアという働き方を通して、「時間を有効活用して、ストレスフリーで、人生の難易度を下げていこう」みたいな感じでも良いかなと思います。
目標金額:まずは月30万円
フリーランスエンジニアで月30万円稼ぐことは「かなり簡単」、月50万円稼ぐのも「わりと簡単」です。
日々、私に送られてくるお仕事の情報を貼ってみますね。
上記はプロジェクトマネージャー向けの案件ですね。1つめが週2日で30万円、2つめが週3日で50万円、どちらも週5日も行かなくていいんですね。ちなみに、両案件ともやれば、これだけで80万円!
こちらは、僕が利用しているエージェント会社の営業担当さんより、直接メールで案内を頂きました。
同じくプロジェクトマネージャー案件で、日の単価が5~8万円です。月に20日働いたら100万円~160万円です。こういう案件もあるのです。(2019年11月に実際に私が参画した案件になります)
あと、「フリーエンジニア」って大半が開発系のプログラマーになると思いますが、僕自身がプロジェクトマネージャー系の案件を専門にしている為、プログラム開発系の案内がありませんでした。。
でも雰囲気は伝わりましたでしょうか?こういう金額感の世界です。どうでしょうか?
月30万円なら無理なく稼げそうな気がしてきませんか?
フリーエンジニアの案件は、WEBデザイン、フロントエンド、バックエンド、PMO、PM、コンサル、と幅広くありますので、得意分野 × 高単価を選んで経験積めば収入もどんどん増えていきますね。
これがフリーエンジニア業界の「今」です。
近年、エンジニアが不足している事が追い風にもなっております。最近、60歳台が大手企業のシステム部に採用された話も聞いており、フリーランスに対する需要が伸びているんだなと実感できます。
②環境準備:履歴書、職務経歴書作成、保険切り替え、会計関連
ある程度の目標が決まりましたら、フリーランスとして活動する為の事前準備となります。
履歴書作成
フリーランスになってから、正直あまり使う機会はないのですが、エージェントに登録する際などに必要となりますので、作成はしておきましょう。
過去に作成したものを修正でも良いですが、内容はきちんと見直してください。また1度フリーランス用に作ってしまえば、後々楽になりますよ。
作成にはこちらのWEBツールが便利です。
職務経歴書作成
自分がどういうスキル、経歴を持っているかを示すものとなりますので、しっかり作っておきましょう。インターネット上にフォーマットがたくさん転がってますが、どれにするか迷っている人は、いったん、私が使っているフォーマットで書いてみてはいかがでしょうか。
【サンプル】業務経歴書_氏名_日付
※右クリック→名前を付けて保存
保険への加入
会社員時代は会社が全て手続きしてくれますが、フリーランスは自分で手続きしないといけません。
会社員からフリーランスに転身する際の健康保険については、2パターンあります。
①退職する前の会社の健康保険を継続する
②国民健康保険に切り替える
手続き期限
①退職後20日以内に手続き
②なし
保険料
①各都道府県が定めた料率に退職時の標準報酬月額をかけた額となります。
②保険料は前年所得により算定され、計算方法は市区町村によって異なります。
扶養家族の追加
①できる
②できない
加入期間
①最長2年間
②制限なし
手続き場所
①各都道府県の協会けんぽの支部
②各市区町村の担当窓口
手続きに必要なもの
①健康保険任意継続被保険者資格取得申出書、本人確認書類、住民票、印鑑、(被扶養者がいる場合は)健康保険被扶養者届
②健康保険資格喪失証明書または離職票、印鑑(本人手続きの際は不要)
どちらに加入すべきか
違いは「保険料」「扶養家族」なので、ここが判断のポイントになるかと思います。
ひとまず扶養に入れたい家族がいれば継続、いなければ切り替えで良いかと思います。
【超おすすめ】所得補償保険に加入しておこう
所得補償保険に加入しておこう
会社員が加入する健康保険には傷病手当金という制度が設けられています。
これは病気やケガで会社を長期休み、十分な報酬が会社から得られない時などに使える生活保障の制度です。
任意継続や国民健康保険の加入者はこの制度を利用することができないのです、、
でも安心してください。
民間の医療保険である「所得補償保」に加入することによって、上記のリスクを回避することができます!
保険は少しわかりづらいと思いますので、別記事でもまとめております。もし興味がありましたらどうぞ。
[box06 title=”あわせて読みたい”]
【安心が一番】フリーランスなら知っておいて損はない保険を紹介します。
※詳細や加入については、保険代理店さんに相談の上、決めてくださいね。
[/box06]
個人事業の開業届出と青色申告承認申請手続き
フリーランスは個人事業主なので、自分で確定申告をしなければなりません。
まず、2点手続きがあります。
①個人事業の開業届出
新たに事業を開始したとき、事業用の事務所・事業所を新設、増設、移転、廃止する為に必要な手続きです。
②青色申告承認申請
青色申告の承認を受ける為に必要な手続きです。
一括で登録、申請ができるサービスもある
自分でイチから手続きするのも良いですが、最近はこういう便利なサービスがありますので、積極的に利用して時間効率をあげていきましょう。
自分でやるか、税理士さんにお願いするか
時間に余裕があれば、自分でやるのも良いかと思いますが、私は税理士さんにお願いしました。自分で勉強して管理には勉強も必要ですし、時間がかかりそうだったので。
また、税理士さんにお願いするとしても、スポットで依頼できたり、半々に分担したり、まるっとお願いしたり、役割分担によって金額調整も可能な税理士事務所に依頼すると良いですよ。
どこまでやるかは金額と自分のキャパに相談ですが、ここに労力使うくらいなら、お金払って労力を減らし、自分自身はエンジニア業務に時間を割いた方が結果的に稼げると思います。
▼③基礎理解:フリーランスと正社員の違いってなに?
先に正解を言ってしまうと、「雇用形態」と「保険」の2つに大きな違いがあります。
①雇用形態はどのように違うのか?
正社員は企業との「雇用契約」
仕事の内容および、労働時間や休日等、会社の規定に従って働くことになります
フリーランスは企業との「業務委託契約」
お互いが対等な立場で結ぶ契約となります。
請負と委任の2種類があり、それぞれフリーランス側が提供する成果物が異なります。
請負 → 成果物を納品することによって対価が得られる
委任 → 働く時間によって対価が得られる
②保険はどのように違うのか?
正社員は「社会保険」が手厚い
「厚生年金」「労災保険」「雇用保険」と呼ばれる保険です。
労災保険に関しては会社が全額負担していますし、雇用保険は半分以上が会社負担です。
健康保険と厚生年金も会社と労働者で保険料を折半してくれています。入社時に手続きされるものなので、気づいてない人も多いかもしれません。
フリーランスの「社会保険」は自己負担
フリーランスになると「労働者」ではなくなります。勤務時間、社会保険に関して労働者を守ってくれた労働基準法などの適用外になってしまうのです。
また社会保険の中でも、労災保険と雇用保険に加入できなくなります。
その為、民間の保険などに加入する必要がある上、その保険料は全額自己負担になってしまうんですよね。
フリーランスは高い報酬や自由を手に入れるかわりに、こういった補償面が若干弱くなってしまいますね。まぁそれでも民間の保険で賄えますので、そこまで過敏に心配する必要はないです。
④請負手順:どうやって仕事を受注するか?
いくつか方法がありますが、代表的なものはこちらです。
①知り合いから紹介してもらう
②エージェントに登録
③クラウドソーシングで探す
①知り合いから紹介をもらう
これが一番早いですね。
仕事内容、単価、条件などはしっかり確認しましょう。
デメリットとしては、何か問題があっても断りづらい、途中で辞めづらい、(金銭等の)トラブルがあった場合に縁が切れる
このあたりでしょうか。
そもそも、周りに仕事紹介してくれるような人がいないとダメですが、、
②案件求人サービスに登録する
私が実際に利用しているおすすめの案件求人サービス5つご紹介します。
ここに登録しておけば、ひとまず他は必要のないはないと思います。
[box04 title=”オススメ求人案件サービス”]
- flexy|株式会社サーキュレーション
- midworks|株式会社 Branding Engineer
- CODEAL|コデアル株式会社
- High-Performer|INTLOOP株式会社
- レバテックフリーランス|レバテック株式会社
[/box04]
こちらについては、別の記事で詳しく書いておりますので、是非ご覧ください。
[box06 title=”あわせて読みたい”]【2020年最新版】フリーランス向け/求人案件サービス5つを厳選しました[/box06]
③クラウドソーシングのサービスで探す
これは中級者向けなのですが、登録しておいて損はないかと思います。
中級者向けな理由として、
- 優良案件は競争が激しい
- 全体的に単価が安い
- 評価を得るまでに時間がかかる
などが挙げられるので、いきなり本業でフル活用するのは難しいですが、
空き時間に副業でコツコツできる案件を探すような用途になるかと思います。
⑤実践:いざ、エントリー→書類選考→面談へ!
さて、やっと案件へのエントリーができるところまでやってきました。
ざっくり、登録から面談まではこのような流れになります。
①エージェント(サイト)に登録
②エージェントと面談
③担当者から案件の紹介がくる / 検索して自分で探す
④希望の仕事内容、条件だったらエントリーする
⑤企業から面談のオファー、日程調整
⑥企業と面談する
⑦採用 or 見送り
気になる仕事があれば、どんどんエントリーしましょう。
エージェントの担当者を経由の場合は、エントリーの旨を伝えるだけですね。
正社員の時と違うのが、「面接」ではなく「面談」であること。
まず、志望動機は聞かれません 笑
企業側はプロジェクト概要や問題点など、具体的な案件の話、職務経歴と保有スキルが中心です。
服装も私服OKな場合が多いです。(当たり前ですが、カジュアルすぎるの格好はNGです)
ちなみに、私は一度もスーツで面談に行った事がありません 笑
Twitterから質問を受け付けています
最終的にはこのブログで全てをまとめようと思いますが、なかなか時間がかかってしまいそうなので、ひとまずはTwitterでご質問を受け付けます。お気軽にどうぞ。
すー@高みを目指すフリーランス (@su3point) | Twitter
頂いたご質問については、
今後、よくある質問としてまとめていきます。
少々長くなってしまいましたが、以上となります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。