テレワーク導入で業務に支障が出ているならそれは○○の問題である【実はバレているぞ】
はじめに
こんな状況だけど、何か新しい発見はないかと1人で宝探しをしている、海賊王になりたいパパこと、すーです。
いろいろ制限されているからこそ、普段目を向けないところに向ければ、新しい発見があるはず。新しい発見があるはず。(#2回言ってみた)
さて。
今回は「テレワーク導入で業務に支障が出ているならそれは○○の問題である【実はバレているぞ】」というテーマでお話します。
テレワークの導入で、上司だろうが、メンバーだろうが、仕事ができない人間がハッキリとわかってしまう問題。
問題ではなく、これまで理不尽だったものが正規化されるという事で、まじめに仕事している人にとっては良い事ですよね。
そんな中、ヤバイヤバイ!と焦っている上司や責任者の方も少ないと思います。
どういった点を見直せば良いか、こっそり解説していきます。耳が痛い話になるかもしれませんが、大事な事ですので最後までお付き合いください。
では、始めたいと思います。
こんな人に読んでもらいたい
・メンバーの業務をうまく把握できていない方
・メンバーが仕事をしているか心配でしかたない方
・仕事が思うように進まなくて困っている方
在宅勤務となり、メンバーが仕事しているかが見えず心配です。こまめに業務報告やスケジュールを出してもらっていますが、実態がわかりません。実際問題として、プロジェクトがうまく進んでおりません。どのように管理すれば良いのだろうか?
この問題を解決したいと思います。
本記事の内容
・メンバーに報告ばかりを求めてはダメ
・日々の成果物と問題点を見て状況を判断する
・仕事がうまく進まない原因は上司の管理能力にある
フリーエンジニア歴は2年4ヵ月ほどですが、その前は5年ほど部署の責任者をやっていました。その頃から、ワーママさんのテレワークを推奨しており、実際に業務の管理もしてきましたが、何一つ問題はありませんでした。
責任者視点でどのように管理していたのかを解説します。
メンバーに報告ばかりを求めてはダメ
上司というのは、メンバーが仕事をしているかどうかが見えないと不安になります。
正直に言ってしまうと、「ダメな上司ほど」です。
その理由はいくつかあります。
・中長期のプロジェクト管理ができていない
・適切な指示を出せていない
・何を管理すれば良いかわかっていない
・普段から業務管理をメンバー任せにしている
・打ち合わせすることが仕事になっている
言い出したらキリがないですが、こんなところです。
忙しいのを理由にこのあたり怠慢してませんか?(#これらの仕事をしていないのに何に忙しいんだ?)
何もしないのに心配ばかりしていても仕方ありません。
そして一番最悪なのが、報告ばかりを求めること。
・午前中の業務報告
・休憩は何時から何時まで
・午後の業務報告
・1日の業務報告
・今後のスケジュールの報告
とにかく報告、報告、、、
報告を集めたものの、結局は見切れなくて、「なんとなく仕事している感が出ていればOK」となるのがオチです。
メンバーも業務報告を作るのが仕事になってくるのでホント意味ないです。
業務終了時に必要な情報だけを回収しましょう。
①成果物(今作っているものでOK)
②期日(なる早はNG)
③進捗(%で可視化)
④問題点(箇条書き)
報告に負担をかけるべきではないです。
問題点の吸い上げも大切ですね。困っていることをいかに早くキャッチして軌道修正するか、上司の仕事はこれに尽きると思います。
日々の成果物と問題点を見て状況を判断する
きちんとメンバーの仕事を管理してますか?適当な判断してませんか?
例えば、
・メンバーが忙しそうにしているかどうか
・打ち合わせに参加しているかどうか
・報告資料の文字数、ページ数が多いかどうか
目のつけどころがヤバイですけど、実際にこういう上司がいました。
「残業している人が頑張っている」「テレワークはラクだから給与下げよう」とか会社の文化的にオワコンでしたね。
ほんの数年前の話です。
1%でもこの名残があったら、速攻で捨てましょう。
メンバーの業務を管理する上で見るべきポイントは2つです。
①毎日の成果物
②問題点の把握
①毎日の成果物
これだけで十分です。むしろこれを見ないで何をもって判断するのだろう?と疑問でしかありません。
キレイにまとめる必要もないですね。そのまま出してもらった方が手間もかからないですし、リアルな状況が見えますからね。
サボっているかどうかなんて、これ見れば一発でわかります。
打ち合わせが多くて実作業が進んでない場合はどうするの?とか言い出さないように。議事録は必ずとらせましょう。
②問題点の把握
これめっちゃ大事です。
・メンバーが困っていることはないか?
・進める上で問題は発生していないか?
テレワークで動きが見えづらい分、日頃からどんなに些細なことでも、挙げてもらえるように配慮すべきですね。
仕事が進まない原因は上司の管理能力にある
メンバーの管理ができていない状態でテレワークを導入しても、そりゃ管理できないわけです。
テレワークを導入するなら、監視ツールが必要だとか、細かい業務報告が必要だとか、という思考になってしまっていたら、一度、成果物と問題点の把握を徹底してみください。
劇的に変わると思います。
つまり、テレワークを導入して業務に支障が出ているのであれば、まず上司の監督不行きが疑われてしまいます。
メンバーの仕事ぶりを心配する前に、自身の管理体制を見直すと良いです。
あまり「管理しすぎない」というところがポイントかもしれません。
まとめ
テレワーク導入で業務がうまく進まない場合のポイントはこちら。
・メンバーに報告ばかりを求めてはダメ
・日々の成果物と問題点を見て状況を判断する
・仕事がうまく進まないのはテレワークではなく「上司の管理能力」の問題
業務報告は必要最低限に絞りましょう。
①成果物(今作っているものでOK)
②期日(なる早はNG)
③進捗(%で可視化)
④問題点(箇条書き)
メンバーが仕事をしているかどうかの判断するポイントはこちら
①毎日の成果物
②問題点の把握
テレワークの導入に、監視ツールも過度な業務報告も必要ない。
生産性が下がっているなら、それは普段から問題だったのが見えていなかっただけ。
さいごに
ちょっとズケズケと言い過ぎたかもしれませんが、テレワークの導入が進めば進むほど、ハッキリとした結果が出てきます。
ごまかしが効かなくなってくるわけですね。(#仕事でごまかちゃイカン)
一度でも管理能力の問題が疑われると、払拭するのは大変ですよ。
近々、上司のこういった管理能力の問題を逆手にとって、評価を得る話をしたいと思います。
それでは、今回は以上となります。